2024.07.02vol.111ロコモ対策~骨粗鬆症とロコモの関連~
ロコモ度の判定ができます
ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)は、運動器の障害によって移動機能の低下をきたした状態で、立ち上がりテスト・2ステップテスト等を行うことでロコモ度を判定することができます。
※ロコモ度の判定方法についてはvol.93転倒防止と介護予防 ~ロコモティブシンドローム~(2023.01.06)をご覧ください。
ロコモの原因となる運動器疾患には骨粗鬆症、腰部脊柱管狭窄症、変形性膝関節症などがあり、中でも骨粗鬆症を有する方はロコモが進行しやすい傾向にあることが報告されています。
また、骨粗鬆症は骨強度の低下に伴い骨折リスクが増大しやすく、要介護の一要因となることから、日本整形外科学会ではロコモ予防を推進しています。
タカハラ整形外科クリニックでは骨粗鬆症の治療は勿論、簡単なテストでロコモ度を判定できる「ロコモチェック」を行っており、リハビリ室ではロコモの進行および予防対策も実施しています。
最近、腰・膝の疼痛や足腰の筋力の弱化を感じている方は医師へご相談下さい。
対象者
- 腰・膝の痛みで悩んでいる方
- ロコモの予防に関心がある方
- ロコモを改善したい方
専門スタッフ(理学療法士)が実施すること
- ロコモ度チェック
- ロコモ予防に関する運動指導
期待される効果
- ロコモの予防および進行防止
- 転倒予防・介護予防