2017.12.05vol.33訪問リハビリテーション ~活動と社会参加につなげる~
最近、心身機能および生活機能の低下により、できていた『活動』ができなくなっていませんか?
加齢や様々な病気・骨折などの外傷によって、身体の活動レベルが低下してくると、外出の機会や意欲が減少してきます。
わが国では、介護保険による要支援の認定を受けている方が要介護状態にならないようにする介護予防の取り組み(訪問看護・訪問リハビリテーション等の在宅サービス)が実施されています。そして、活動や社会参加の頻度が高いほど、転倒や認知症のリスクが低い傾向にあります。
当クリニックの訪問リハビリテーションでは、日常生活で困っていること、ご家族の方が悩んでいることを専門スタッフ(理学療法士)が確認し、自立に向けた支援を行っています。
また、対象者の活動と社会参加に焦点をあてたアプローチを推進し、利用者様の住環境に合わせた生活リハビリを提供しています。
訪問リハビリテーションの利用により生活動作が自立してくると、心身機能の向上のみではなく、地域活動や社会参加への意欲が向上してきます。
訪問リハビリテーション(利用方法・サービス内容など)についてご質問・ご要望がありましたら、医師もしくは理学療法士へ気軽にご相談ください。
〔問い合わせ〕090-6638-8060
以下に該当する方は、訪問リハビリテーションの利用をお勧めします。
対象者
- 外来通院が困難な方
- 退院後の生活が不安な方
- 家族の介護負担で、お悩みの方
- 転倒しやすい方
- 生活動作練習(トイレ・入浴動作など)および外出練習をしたい方
専門スタッフ(理学療法士)が実施すること
- 生活動作の練習(起き上がり・歩行動作、食事・トイレ・入浴動作など)
- 家事動作の練習(洗濯・掃除などの動作)
- 外出の練習
- ご家族に対する介護方法の指導
- 転倒予防および自主運動の指導
- 疼痛緩和姿勢の指導
- 住環境・福祉用具に関する助言・指導
期待される効果
- 生活動作の自立
- ご家族の介護負担の軽減
- 要介護状態の予防
- 地域活動や社会参加・外出機会の増大(一人で買い物ができる等)