2021.07.02vol.75ランニング中の痛み ~シンスプリント~

ランニング中に足のすねの内側に痛みがでたことはありませんか?
その症状、もしかしたらシンスプリント(脛骨骨膜炎)かもしれません。
シンスプリントとは?
シンスプリントとは、ランニングやジャンプ動作を繰り返し行うことによりオーバーユース(使い過ぎ)となり、すねの内側に痛みが出現する疾患です。主にスポーツを行っている10歳代に多く発症します。また、ランニングの量や質が急に変化した時におこりやすく、初心者が走り始めた時や走り込みの時期に発症することが多いのが特徴です。
始めのうちはスポーツを行っている時にすねの内側に痛みが出現しますが、重症化すると安静時にも痛みを伴う場合もあります。
要因
- オーバートレーニング
- 負担のかかりやすいランニングフォーム
- 衝撃を受けやすい足の形(扁平足、回内足)
- 下肢の筋力低下、柔軟性低下
- 硬いグラウンドや路面でのトレーニング
- ンニングシューズ(靴紐の締め方、クッション性)
シンスプリントの症状を放置し、ランニングを続けていると疲労骨折になることもあります。
そうならないためにも!!
タカハラ整形外科クリニックでは医師の診断のもと、理学療法士が個々に合ったリハビリ計画を立て、痛みの軽減はもちろん、ランニングフォームやスポーツ後のストレッチや筋力訓練などのセルフケアの指導を行っています。
気になることがあれば、当クリニック来院後、医師もしくは理学療法士へお気軽にご相談ください。