2020.01.06vol.58介護予防 ~ 歩行速度 遅くなっていませんか? ~
日本では高齢化の進行に伴い、普段の生活の中で支援や介護を必要とする要支援・要介護者は増加傾向にあり、特に要支援から要介護へ移行しない介護予防の取り組みが推進されています。
近年では、脳血管障害や心疾患のみではなく、変形性膝関節症や骨粗鬆症・腰部脊柱管狭窄症狭窄などの運動器疾患が起因となり、要介護認定を受けている方も少なくありません。
また、先行研究において、下肢の筋力低下(特に、大腰筋・大腿四頭筋)や立位バランス能力低下が生じやすい高齢期では、歩行速度の低下と将来の要介護認定との関連が報告されています。
タカハラ整形外科クリニックでは、医師の指示のもと、患者様の身体状態をチェックした後、専門スタッフ(理学療法士)が徒手筋力検査や歩行速度などの評価後、運動器疾患の予防および治療を行っています。
以下に該当する方は、医師もしくは理学療法士へ、お気軽にご相談下さい!
対象者
- 要介護認定を受けていない75歳以上の高齢者
- 運動器疾患(変形性膝関節症など)の診断を受けている方
- 歩行速度・下肢筋力の低下が気になる方
- 歩行速度を改善したい方
専門スタッフ(理学療法士)が実施すること
- 徒手筋力検査(下肢筋群)
- 歩行速度の評価
- 歩行速度改善に繋がる運動指導
期待される効果
- 要介護認定の発生予防
- 歩行速度の改善
- 下肢筋群における筋出力の改善