2017.04.03vol.25「いつのまにか骨折」ご存知ですか?
テレビやCMなどで“いつのまにか骨折”という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
最近、「背中が曲がってきた・・・」「背が縮んだ気がする・・・」「腰や背中が痛い・・・」と感じる方は、特に外傷がなくても自分が気づかないうちに“いつのまにか骨折”になっているかもしれません。
骨粗鬆症により骨がスカスカになると、荷物を持ち上げる、尻もちをつくなどちょっとしたことで背骨がつぶれて(脊椎圧迫骨折)、痛みをあまり伴わなく、気づきにくいことも時々あります。
骨粗鬆症が原因で起こる骨折は、ひとつの椎体が骨折すれば上下の椎体に負担がかかり次々と骨折するリスクが高くなり、寝たきりになる可能性もあります。
特に女性は60歳を過ぎると骨粗鬆症になるリスクが急激に増えます。
自覚しづらい疾患ですが、まずは自分の骨の状態を知ってみませんか?
当院では、来院当日に骨粗鬆症の検査が可能です。また、専門スタッフが転倒予防などの適切な運動指導も行っていますので、気軽にご相談ください。
理学療法士が実施すること
- 圧迫骨折発症後の疼痛緩和体操
- 日常生活の指導
- 自宅でできる運動の指導
- 骨折リスクを高める転倒の予防の運動指導
期待される効果
- 骨粗鬆症による骨折の予防
- 脊椎圧迫骨折による腰痛緩和・姿勢の改善