リハビリテーション科について

当院では理学療法士5名が常勤しており、学生・社会人から高齢者まで幅広い年齢層を対象とし、質の高いリハビリテーションを提供できるように心がけています。リハビリテーションでは、関節の動き・痛みの改善、学生・社会人のスポーツ障害、高齢者のバランス能力低下など、様々なニーズに対応しています。また、理学療法士が行うリハビリテーションは疼痛部位の治療だけでなく、全身的にその原因を追究し、根本的な治療および予防を目指しています。運動療法により症状が緩和されても、日常生活での不良姿勢や運動過多によって、痛みなどの症状が再発することは少なくありません。リハビリテーション科では、痛みの予防・再発防止に有効と思われる運動を指導しています。患者様が自分の身体状態を理解し、習得した運動を自宅でも継続して行うことによって、運動療法の効果も高まります。

なお、通院困難な方で、リハビリテーションを希望される方は、当院近辺(約3km圏内)であれば、訪問リハビリテーションを行います。
2015年9月より介護保険も対応し、2019年4月より院内に通所リハビリテーションセンターを開設しました。
介護認定を受けている方は担当ケアマネジャーへ、認定を受けていない方は当クリニックの理学療法士（高松）へご相談下さい。

リハビリテーション科の特徴

1　理学療法士による治療および指導

患者様の身体状態や姿勢を評価して、理学療法士が個別にて運動療法を実施。その後、年齢層や症状に応じて、様々な指導を行います。

指導例）
若年層：外傷予防
中年層：姿勢改善法、枕の使い方
高齢者：健康増進に役立つ運動方法および転倒予防

» 介護リハビリについてはこちらのページをご覧ください

2　セルフケア&コンデイショニングの指導

1. 自宅・職場にて、頚部痛・肩こり・腰痛などの症状を、自分で緩和させる方法を指導
2. 日常生活やスポーツ動作で、痛みが生じにくい身体の使い方を指導

3　足・靴の相談

足底腱膜炎や外反母趾・扁平足など足部障害に対する相談を行い、その治療法と予防法をアドバイスします。自分の足に適合した靴を選び、足部障害を改善することで、生活動作およびスポーツレベルの向上にもつながります。
尚、2016年3月より足底圧測定器、2018年4月より体外衝撃波疼痛治療装置を導入し(詳しくは足の外来をご参照下さい)、ご好評を頂いております。

理学療法士による運動器リハビリは診療時間内の全ての時間帯(9:30～12:50/14:30～17:50)での予約が可能です。

4　認知トレーニング

認知トレーニングエルゴメーター「コグニバイク」は学生・スポーツ選手から高齢者までご利用可能なエアロバイクです。
筋力強化エクササイズは勿論のこと、認知症予防を目的とし多彩な課題をゲーム感覚で取り組みながら、認知トレーニングも行えるのが特徴です。この「認知課題×有酸素運動」の二重課題運動は高齢者の転倒予防にも有効と言われています。
» コグニバイクについてはこちらのページをご覧ください

リハビリテーション科のスタッフ紹介